キャベツは便秘にいいらしい。
私はその情報を聞いて、「キャベツなら安いし、意識してたくさん食べるようにしてみようかな?」と、一時期ずっとキャベツを食べ続けていたことがあります。
そして、どうなったかというと……逆に便秘がひどくなってしまいました。
キャベツって便秘に効果があるんじゃないのー!?となったので、キャベツの便秘に対する効果と、その注意点を書いていきたいと思います。
なぜキャベツが便秘にいいといわれるのか?
そもそも、なぜキャベツは便秘に効果があると言われるのでしょう。
それは食物繊維が豊富にあるから。
キャベツ100gあたり、食物繊維が1.8g含まれています。
食物繊維は便を柔らかくしたり、水分を含んで大きく膨らみ、腸を刺激してお通じを促してくれる成分であり、便秘の強い味方。
そのため、キャベツをたくさん食べることでたくさん食物繊維を摂ることができ、お通じにいいんだよ!と言われているのですね。
食物繊維は「不溶性」「水溶性」の2種類ある
しかし、食物繊維には種類があることをご存知でしょうか。
「不溶性食物繊維」と、「水溶性食物繊維」の二種類です。
そして、それぞれ効果が違いまず。
不溶性食物繊維は、水に溶けず、水分を含んで便を大きくし、腸を刺激し、お通じのサインを出してくれるもの。
水溶性食物繊維は、水に溶けて、便を柔らかくしてくれるもの。
不溶性食物繊維ばかりとると、便がかたくなってコロコロした便になったり、詰まってしまったりします。
そしてキャベツの食物繊維の内訳は……不溶性:水溶性で1.4:0.4です。
圧倒的に不溶性のほうが多いのです!
そのため、食べ過ぎると便が硬くなってしまって、逆に便秘になる結果が起きてしまうんですね。
キャベツで便秘を改善するときに気を付けたいこと
キャベツ自体は、食物繊維たっぷりで便秘に良い食べ物ということは間違いありません。
しかし、食べ過ぎると便が硬くなってしまいます。
それを防ぐためには、水溶性食物繊維を一緒に摂ることが大切です。
水溶性食物繊維は、わかめといった海藻類、きのこ、おくらなどに多く含まれています。
それらを一緒に食べることが重要なのですね。
私は便秘を改善するために、「ごった煮味噌汁」をよく作っていました。
その名の通り、こんにゃくやきのこ、ゴボウにキャベツなど、なんでも一緒に入れて食べるお味噌汁です。
結構おいしいし、おなかも膨れるのでオススメですよ!